KOMEKO米粉パンって?
米粉パンとは
日本人の主食であるお米の、米離れが年々進んでいる中で、なんとかもっと山形のおいしいお米を手軽に食べてもらいたい、との願いから開発されたのが米粉パン。
山形県産米『はえぬき』を100%使用し、米どころ山形ならではのお米のおいしさを存分に引き出しています。
米粉100%「らぶらいす」 挑戦と創造のストーリー
米粉パンの製作は、2001年山形大学工学部からのお誘いで始まりました。
お米はグルテンがないので、パンは作れないと言われていますが、山形大学工学部でのプラスチック加工技術(台所用スポンジ)を応用して、グルテンフリーのパンを作れるのではないか?というアドバイスからのスタートでした。
当時、当店は米沢市で2店舗を営業していましたが、上杉公園前の店舗が目の前の3度の道路拡張工事で来店客数も売り上げも半減まで落ち込みました。
その時にいただいたお話でしたので、まずはやってみようと思いこの挑戦が始まりました。
最初は普通のパン作りと同じ感覚でやってみましたが、内層(クラム)がベタベタになり、食感も悪く、商品価値のないようなものを3ヶ月以上作っては捨て作っては捨ての連続でした。
ようやく商品になったのは、2002年3月の初旬。
一緒に手伝ってくれていた山形大学の方に「この新しい商品を世に出せないか?」と懇願され、2002年4月29日(月)にテスト販売を行うことになりました。
前日は徹夜で商品を作り、1,000食分を用意してテスト販売に臨みました。
開店時間前に店舗の前には人だかりができており、100人以上が並んでオープンするのを待ってくれていました。
NHKを始め、民放各局と専門誌や新聞社など、たくさんの方に取材に来ていただき、山形新聞の一面に掲載されたこともあって、みなさん興味を持って足を運んでくれたようでした。
テスト販売当日はおかげさまで10:00にオープンして11:00には商品がすべて完売しました。
米作り農家さんたちには、これからも「一等米」を目指してよりよいお米を作っていただき、そのお米を製粉して米粉パンに使えば、商品価値も高くなりますし、農家の方の生産意欲を高め、より良い米を作ろう!と言うモチベーションの向上にもつながります。
何より農家さん個人の収入にも還元できて、win winの関係ができるのではないか!と考えています。
パンが食べたいすべての方へ
心と体にやさしい 米粉100%「らぶらいす」をお届けしたい
お客様の中には、アレルギー等の理由でパンを食べたいけど食べられない方がいます。
「らぶらいす」は幼少期の幼稚園や保育園といった施設のお子様にも提供してします。
友達と同じものが食べたいのに、自分は違うものと言う偏見やいじめの温床を作り出すことのない世界を作っていきたいと考えているからです。また、上記の幼稚園や保育園の園児のお母さんは特に食事に気を使われています。身を切るような思いで、子供に周りと違うようなものではなく、パンならパンを一緒に食べさせてあげたいと願っており、その声にお応えすることで、社会に役立つ企業になりたいと考えています。
※米粉パン「らぶらいす」はネット販売のみとなります。
※予約販売のみのお取り扱いとなります。
米粉パン作りのこだわり
米粉パンは、安心で安全な素材を使っています。添加物・保存料は一切使用していません。
主原料は、グルテンなどの小麦粉成分を使用せず、県産米はえぬき100%で製造しています。
水は電子水、塩はカルシウム塩、バターは北海道のよつばバター、砂糖も北海道産のビートを使用しています。
米粉パンの特徴
見た目は普通のパンですが、中はキメが細かく、しっとりもちもちした“不思議食感”がたまらない!
日本人の主食であるお米が原料なので、小麦粉のパンよりも高たんぱく質で栄養価も高く、しかも低カロリー。お子様からお年寄りまで安心して召しあがれます。炊かなくても毎日お米が食べられます。